有限会社アトムグラフィックス 工事状況公開
大工さんや左官さんの「手技」と木材保存技術で取り組んだ建築意匠の力を見てください。
 パウダールーム編 7 仕上げ、完成
 パウダールーム 2/04〜4/4

 キッチン 3/30〜

 インドスタイルドア
 オフィス
 ビルトインガレージ
 エクステリア

けいそう壁は四国化成のけいそうモダンコート 淡路土/藁すさを使用しました。

 

バスタブはデザインに優れコストパフォーマンスにも優れたINAXのアーバンシリーズ YB-1510

トイレはSATISと最初から決めていました。

手洗い鉢は信楽の中村陶器さんの赤釉流し 手洗鉢を使用しました。

 
 
 
 
 

 

 

藁すさ入りのけいそう壁 

塗装がうまくいきましたので、壁仕上げです。壁面は四国化成のけいそう壁を使いました。下塗り、上塗りの2回塗です。下塗りには藁すさはまぜずに塗り、翌日まで乾燥させます。上塗りに藁すさを混ぜもう一度仕上げ塗をして完成です。標準の塗厚さは2.0ミリとなっています。

バスタブは置式、在来の造作バスを楽しみます

バスタブは置式を選びました。ユニットバスではこの選択肢はありえません。風呂は疲れを癒し、リラックスをはかる空間、非日常感の演出は大事なことだと思います。メーカーはINAXのアーバンシリーズ YB-1510というモデルです。コストパフォーマンスに優れ、思ったほど湯冷めもしません。

無垢の杉カウンターが完成

無垢の杉カウンターが完成しました。コシイプレザービングの寸法安定処理を施した90ミリ厚の杉板を耳付きと製材とを組み合わせてあります。水を使うので、表面はウレタンクリアー仕上げです。ガラス棚が3枚ぴったりとついています。これに信楽焼の洗面ボウルを取り付けました。直径40センチの円形です。信楽の中村陶器さんの赤釉流し 手洗鉢です。赤と黒のトーンが素晴らしいものです。

トイレはやはりSATISで

トイレは計画当初からINAXのSATISに決めていました。デザイン上の強いアクセントで、これにまさるものは思いつきません。この色彩とフォルムは実用とデコとのぎりぎりでのバランス感覚が魅力です。シックなこのパウダールームにも意外なほどマッチしました。

洗濯機スペース

階段架構の空間が洗濯機のスペースです。この部分は非常に良い空間設計になったと思っています。この使い方でパウダールームは広く、すっきり使えるものになりました。

完成

パウダールームはこれで完成です。2月4日に解体を始めてから完成が4月4日です。時間はかかり過ぎるほどかかっていますが、風呂の念入りな防水工事、階段の刻みや塗装のやり直し、洗面カウンターの造作などで一つ一つが手がかかりそれらを試行しながらの工事ですからやむを得ないでしょう。でもそれなりの良い仕上がりとなりました。ノウハウも蓄積できました。次はキッチンです。

 

 

 
 

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