有限会社アトムグラフィックス 工事状況公開
大工さんや左官さんの「手技」と木材保存技術で取り組んだ建築意匠の力を見てください。
 パウダールーム編 1 解体前
 パウダールーム 2/04〜4/4

 キッチン 3/30〜

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風呂の解体前に現状を見てみる。

壊す前の我が家の風呂をみてみましょう。階段の柱組や風呂などが複雑に入り組み、結果的に大変狭く、使いにくいレイアウトになっています。

これはボードで覆うことで臓物を隠す作り方のため。ボードで囲ってある壁を取り除けば空間が生まれます。空間が生まれれば、それを利用できます。ただし、あらわにされた臓物の仕上げが必要になります。我が家では階段の架構部分が大きくボードで覆われ、あるはずの空間がなくなっています。この階段下の架構部分を利用して洗濯機スペースとする計画です。

ユニットバス

風呂は大手メーカーY社のユニットバス、910ミリモジュールで1820×1820の芯間スペースに収まっていました。新築時は頑張ってランク上のユニットバスを導入しましたが、時間が経つと色褪せるのが工業化製品の常。経年の味をもとめちゃいけません。入れ替えしか抜本的なリフレッシュはできないのです。しかし広く受け入れられているのは機能的には全く申し分ないからです。また、施工性が良く防水面での心配もありません。事実、10年以上経って、ユニットバスの外部へは水1滴の漏れ跡もありませんでした。さすがメイドインジャパン。でも僕は愛せませんでした。下の写真はユニットバスの排水部分です。10年余りでこのくらい汚れます。

ペットへの対応

ネコが二匹同居していますが、彼女らが爪を研いだ壁はクロスが破けて下地の合板までキズついています。いくら表面強度アップのペット対応クロスでもこれは防ぐことが出来ません。また、大型犬3頭も同居していますが、彼女達の爪の力も凄まじく、床に貼った重歩行対応のCF(クッションフロア)も床の下地合板まで露出し、こちらもペットライフには無力です。ペットライフはハードなものです。これも解決しなければなりません。

パウダールームという考え

現在自宅には夫婦二人しかいません。また別に2階にもトイレがあります。だからバスルームと、ランドリールームとトイレの水周りの機能的集約を行います。どなたにでも、とお勧めできるプランではないとおもいますが、「子供が自立している」「他に同居がない」「ホテルライフを実現したい」そんな住まい主には省スペース化の実現や非日常感溢れる、パウダールームがおすすめです。また意外と使い良い空間設計になります。

 

 
 

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