有限会社アトムグラフィックス 工事状況公開
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2月4日、解体が始まりました。写真 1、2 解体はとてもスピーディーです。建て具を壊し、ユニットバスを撤去し、床、壁、天井を剥ぎ…ほぼ半日で風呂、洗面の解体は終了です。防水層として腰まで1メートルがコンクリートブロックを積むなどの措置を必要とするのですが、ユニットバスだった関係でその措置がとられていません。今回のは、ユニットバスではなく在来からのタイル張りの風呂を作ります。そのために、風呂の下地工事からの工程となります。解体の後に、木部にクレオソートによる防腐防蟻処理をしてもらいました。3日ほどイイ臭いがします。作業している人はもっと大変です。
防水腰壁作り。写真 3、4、5 風呂床から1メートルまでの高さは、越井木材工業製の防蟻防腐構造用合板を貼り、その上から入念にFRP防水層を作ります。FRP防水は耐久性、追随性などの面でコストはかかりますが、非常に効果的です。防腐合板、防水テープと防水シート、FRPの入念な作業で考えられる範囲で充分な防水層を得たと思います。腰から上はモザイクタイルの仕上げとなるためにバラ板、防水シート、メタルラスと張上げます。特に窓まわり、床との連続面、ガラスサッシとの取り合い部分は入念に仕上げます。 2月28日、風呂の土間打ち。写真 6 配管、排水ドレンの敷設を行った後、ベタ基礎の上に大量の砕石を入れます。運搬が大変なので重労働です。このあと、締めてからその上にモルタルを流し、風呂床高さまでのコンクリート土間を作り、仕上げます。基礎面から約550ミリ上がりほどの土間ができます。 排水のドレンはすばやい水切りを期待して、2連配置としました。これはバスタブの特性にも関係があります。それは後ほど。 パウダールームの床はすべて防蟻防腐構造用合板 パウダールームの床仕上げは300ミリ角のせっき質タイル張りですが、下地は水周りと風呂からの連続面であるので湿度区画であり、またメンテナンス困難な部位でもあるとして全面を防蟻防腐構造用合板張りとしました。また、せっき質タイルの下地として、24ミリの特厚を張り込んでもらいました。防蟻防腐構造用合板は単板の状態で防腐処理を行い、後にラミネート加工するもので、接着剤のはがれの恐れがなく私は良いと思います。ただ耐水合板ではないので、水がかかるという所には使えません。それとコストはそれなりにかかってきます。一般の構造用合板のおよそ倍程度です。
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