有限会社アトムグラフィックス 工事状況公開
大工さんや左官さんの「手技」と木材保存技術で取り組んだ建築意匠の力を見てください。
 キッチン編 5 塗装、壁仕上げ
 パウダールーム 2/04〜4/4

 キッチン 3/25〜

 インドスタイルのドア
 オフィス
 ビルトインガレージ
 エクステリア
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カウンタートップはDuPontのCORIAN、メタクリル樹脂製人造大理石、12.3ミリ厚、色はマンダリン、派手です。でもこれがキッチンのアクセントカラーとなります。原板は760×3658ミリ、キズの付きにくさ、耐候性などの点からベストだと思います。

 

コシイプレザービングの木材保護塗料「ステンプルーフ」はこちら

溌水性に優れ、他のメーカーより落ち着いた色彩と質感なので気に入っています。特にアボガドグリーンは上品で私好みです。

 
 
 
 

 

 

塗装には主に木材保護塗料を。

木材の割れや変形を抑えるためには通気がポイントの一つです。塗料はコシイプレザービングの物を使います。天井構造材は、塗膜性のデリカプルーフ、腰壁の杉下見板と杉床板は浸透性のステンプルーフを使います。またキッチン柱やトチのテーブル材は掃除のしやすさと、色や質感の対比でウレタンクリヤーで仕上げます。

大変なのは塗装屋さんです。山内塗装さんの清水さんが細かいマスキングをしてくれました。下の写真がマスキングの様子と色指示です。

縫ってはマスキング、また縫ってはマスキングと手がかかります。通常、室内をこのように細かく色分けし塗装することはないと思いますが、手間をかけた結果は写真を見てください。他にはない空間を得るには色は強い武器です。きちんと統制してやれば、色数が多くてもよい結果が得られます。

 

壁、天井は四国化成のけいそう土で。

壁面は四国化成のけいそう壁を使いました。パウダールームで使ったものと同じです。下塗り、上塗りの2回塗です。下塗りには藁すさはまぜずに塗り、今回は翌日1日たっぷりと乾燥時間を取りました。上塗りに藁すさを混ぜもう一度仕上げ塗をして完成です。壁はともかく天井はコテを扱う腕が疲れてなかなか大変そうです。

さあ完成までもう一息です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有限会社 アトムグラフィックス 有限会社 大村充企画設計室  atomgrafix design integrator co.,ltd.(India)

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