「ぴのこ」のこと。
今回のおはなしは次女の「ぴのこ」。我が家の娘なのでやっぱり手塚治虫つながりの名前をおとうちゃんがつけました。ブラックジャック先生の娘でおくたんのあのピノコ由来なんです。2001年12月18日生まれのゴールデンレトリバーの女の子。小さい時にあまり太らせてはいけないと気を使い過ぎて栄養失調にさせてしまったことがあります。元気がないので、獣医さんに連れていったら、「もっとご飯を食べさせなさい!この位の時は食べるだけ食べさせなさい!」と叱られました。元気がなかったのは、栄養が足りなかったため、その後、食べるだけ食べさせていたので大人になった今でも、「食」に対する執着心は、娘の中でぴかイチです。
強いんです、恐いんです、食べてる時は。
このコが食べている時は、他の二人は近寄れません。おとうちゃんやかあちゃんを噛むことは絶対ありませんが、それがたとえ巨大な「リボン」でも許さず、つかみかかります。闘犬の血を引くブルマスチフなのに、「食」をおびやかす者は容赦はしません。きゃー、カッコイイ!男らしいわあ。(娘ですけども)でも、ふだんは上の写真のように、まるでだらだらのぐうたら犬なんですよ。
特技はボール探し。これはホントに不思議な超能力です。
散歩に行ってる時に、「ぴのこ」が急に草むらの中に飛び込んでしまう時があります。それも深〜い薮の中へ。しばらくすると出てきて、口にはボールが!こんな時もありました。河原(近所に石川があります)で遊んでいる時、急に土を深く深く掘り出しました。よごれるから「止めなさい、ストップ!」と命令しても、この時は絶対聞き入れずに一生懸命掘り続けました。どうなるのかと見ていたら、だいぶん深い所から土色になったボールを発見、得意そうにくわえています。「なんであんたそんな所に埋まってるのがわかるん?」と思うほど不思議な能力があるんですね。50メートル離れた遠い草むらでも、道を隔てた生け垣の中からも、水や土の中からも、ボールを見つけてしまいます。これも執念かなあ。おとうちゃんは「ボールなんか拾わんとお金拾わんかなあ」と嘆いています。
ほんとはこんなにかわいくて、きりっとしているという証拠写真も載せてもらいました。きゃー、カッコイイ!男らしいわあ。
ほんとはかわいい「ぴのこ」なのにおとうちゃんはいつもこんな風に描くんです。「ぴのこ」の口がちょっと受け口だからこんな風に描くんだけど、もっとかわいいですよねえ。でも愛されてるからだいじょうぶ。