「りぼん」は自分でひとりでは食べません。
親ばかですみませ〜ん。ほんとにすみませ〜ん。
なんでだかわからないし、いつからこうなったのかもよく覚えていないんです。ウチの三女のブルマスチフの「りぼん」ちゃん、毎回、かあちゃんの私ががこうやってご飯を食べさせてるんです。「あ〜ん、ほら食べて、あ〜ん」…我ながらばかみたいって思うんですが、こうしないと食べません。わたしも他のコがこんなことして食べさせてもらってたら「アホちゃう?」と思うんですが、しかたないんですよねえ。
で、食べる勢いというか、調子がついたら、自分で食べ出すんですけど、最初の十口ほどはお箸で食べさせて、その後は自分で食べます。お姉ちゃん達は、物凄い食欲で、「おあずけ」のあいだもよだれがたらたら。「よし」の合図で超速攻で脇目もふらずに食べてしまいます。普通そうですよね。なのに三女の「りぼん」ちゃんはいつもおっとりしていて、のんびり食べます。からだが大きいので、ほかのお姉ちゃんが喧嘩を仕掛けないことがおっとりしている原因かもしれません。ヨ・ユ・ウですか、りぼんさん。
手がかかって大変と思うでしょう。たいへんですけど、なんとなくうれしいの。親ばかよねえ。
ぴのこ ゴールデンレトリバー2001年12月生まれの当家次女。名前はブラックジャックのおくたんのピノコから。食に執着し、ボール探査の超能力を持つ。