三頭の娘たちを相手に奮闘する「犬(いぬ)型人間」の「かあちゃん」のエッセイです。どうぞ読んでやってください。文字が小さくて読みにくかったら、ブラウザの「文字の拡大」をしてみてくださいな。

犬の話 第14話  「夏はブルマスチフのりぼんは食欲が落ちます、だから…」
りぼん ブルマスチフ 花も恥じらう(?)乙女 2005年1月25日生まれの当家の三女。名前は「リボンの騎士」の主人公、サファイア王女から。一日中寝ている巨大なわんこ。
うらん ラブラドールレトリバー 2000年4月16日生まれの当家長女。名前の由来はもちろん鉄腕アトムの妹ウランから。「ごはん」と言えることが特技です。(ほんとに言えるんですよ!)
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ぴのこ ゴールデンレトリバー2001年12月生まれの当家次女。名前はブラックジャックのおくたんのピノコから。食に執着し、ボール探査の超能力を持つ。

ブルマスチフは高温から低温まで耐久性に富んでいる犬種です…(これってほんとかなあ?!)

夏になると、いつもブルマスチフの「りぼん」の食欲が落ちます。あとのふたりの娘は全然季節に関係なく猛烈な食欲で困るほどなのに。

リボンが来る前に色々調べたんですよね、ブルマスチフがどういう犬なのか。そしたら、気温が高くても、低くても抜群の順応性と耐久性に富む、そう書かれててあったんですよね。いろんな所に。夏に弱いのはうちの「りぼん」だけかなあ、だいたい弱めの冷房の効いた部屋にいさせてるんだけど、それが過保護なのかなあ。皆さんのところのブルマスチフはいかがですか?教えてくださいません?ちょっと悩んでます。

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だから仕方なく、かあちゃんが食べさせてあげます。スプーンでお口に「あ〜ん」といいながら食べさせてあげるんです。ええ、親ばかであるのは知っています。こんなに甘えさせてはいけないこともわかっています。でも、こうしないと一日中ごはんをたべないで寝っ転がって、うだうだしてるんだもん。

それを見ている「うらん」は「なんでこいつだけ食べさせてもらえるねん」と見ています。

「足を閉じなさい!足を!あんた年頃なんだから」

で、食べた後はご覧の通り。ひっくりかえって足をおっ広げて寝てしまいます。あんた、娘さんやろ?恥ずかしい所が丸見えじゃないの!

今回はこれで終わり。次回第15話へ。