ソーイングマシンのデザイン コンピュータミシン
現在のソーイングマシンは世界戦略商品です。
市場はワールドワイドであり、ひとつのマスター・プラットフォームから、販売先国の経済、使われかた、嗜好などに対応するために多様なデザインバリエーションの展開を必要とします。
だから基本となるモデルのプラットフォームデザインが重要なファクターになってきます。
新世代のコンピュータミシン
コンピュータミシンの概念は、市場では高額で複雑な操作を必要とするマシンととらえられていました。使い切れないほどの非常にに多くの機能を満載する事がこのような結果を招いてしまったようです。その反力としてシンプル・イズ・ベストのキャラクターであるメカミシンの愛用者が多くいる事を見ても、コンピュータミシンの進化の方向が違ってしまったと言えるのではないでしょうか。
使いやすさに主眼を置き、機能を実際よく使うものという範囲に絞る事で、コストパフォーマンスに優れ、ユーザーフレンドリーな新世代のコンピュータミシンとして誕生したものがJAGUAR COSMOです。
そのため、あえて普遍的なミシンのフォルムをベースにデザイン作業を進めました。エッジの効いたシャープさのみがデジタル制御を表現しています。また、操作パネル(ブルーの部分)は搭載するコンピュータのパフォーマンスに応じたものとして対応できるように大型のものをデザインに取り入れています。そして広い面積を持った操作パネル部は使いやすさと、カラーバリエーションによる展開力も持っています。
販促ツール、取扱い説明の映像など
同じようにこのモデルでも、カートン、POPをはじめ操作説明の映像なども制作しました。